信州佐久市 入沢焼 丸形徳利 明治時代初期 節約 黒檀架台付き

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この度は、当オークションを閲覧いただき有難うございます。明治初期の、信州佐久市臼田の入沢焼の丸形徳利です。入沢焼を始めたのは、岐阜県多治見の出で代々製陶を営む加藤家の一人で加藤甚左衛門です。甚左衛門は、明治初期に信州佐久平に居を定め、信州の土と格闘をし、満足のゆく作品を焼き上げるようになりました。入沢焼は、日用の陶器類で、甕、徳利、片口、すり鉢、等が主な品物です。入沢焼は、照りのいい、艶やかな黒釉薬が、とろっと掛けられているのが特徴です。アクセントに白、海鼠風の掛け流しがあります。焼かれた期間は大正時代までの、約50年です。この作品は、丸形の徳利で、全体に薄い黒釉薬を掛け、その上に白色の釉薬を掛け流してあります。胴体の下半分に細いはけ目を施し、高台内には照りのある黒釉薬を掛けて有ります。大変格調の高い見事な作品です。猫足の架台が付いています。サイズは口径3㎝、底径7㎝、胴径12.5㎝、高さ11㎝、です。黒檀架台は縦、横16.5㎝、高さ16.5㎝、です。状態は良好です。丁寧に梱包して発送致します。

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