「薩摩焼」絵皿 金彩盛り上げ羅漢図 オキュパイド ジャパン 手描き サイズ 幅26.0㎝皿底に Maa 製「Made i Japa」の表記ワレカケのない綺麗な絵皿です。「オキュパイド ジャパン」とは日本が連合国軍の占領下にあったのは、敗戦後1945年(昭和20年)から1952年(昭和27年)の7年間です。敗戦の2年後に民間貿易が正常化された際、輸出用の日本製品には「MADE IN OCCUPIED JAPAN」の表示が義務づけられた。つまり1947年(昭和22年)から1952年(昭和27年)の5年間に輸出された日本製品が「オキュパイド・ジャパン製品」です。その表示義務は、1947年(昭和22年)2月に指令として出されたが、その2年後の1949年2月に改正され、Occupiedの文言は原則として表示しなくてもよいようになった。この際、3パターンの表示が認められ、 Made i Occupied Japa Made i Japa Japaのいずれかにするよう指令が出された。戦後多くの人が食べる物にも困るような時代に、戦時統制が解けて、綺麗なもの、華美なもの、欧米風のものと、なんでも自由に作れることに作り手たちは喜びを感じていた。オキュパイドジャパン製品は日本の外貨獲得にも貢献し、輸出拡大とともに経済成長していく足掛かりともなった。オキュパイドジャパン製品は、輸出品なので国内には数が少なく近年北米を中心に大変人気が出ている。日本でもオキュパイド・ジャパン製品の専門コレクターが増加し、わざわざ海外から取り寄せている人も多い。